僕はドリームチェイサー

昨日はなんとなく考え事をしていて、そこでなんとなく手に取ってしまった「ピグマリオ」（多分完全版の5巻当たりか）をそのまま読む流れになりました。

いやー、やっぱりいいですよピグマリオ！ファンタジーの名作ですね！

基本的に性善説に立ってるのかな？ってくらい、美しいエピソードが沢山。特に連載の間にある短編のお話が私は好きで、戦争に行った息子が帰ってくる話がちょうど読んだ巻にありました。あれはねー、いい話なんだ…。

オタク的目線で見れば、私はメデューサ側にいる女の子たちが非常に好きで。シルヴァーナとかエルザとか。イリューズも好きだったなあー。
そしてオリエは小さい派ではなく精霊オリエ派でした。終盤の恋愛敗者ぶりが当時から私の同情をひいていたんだぜ…！
あと和田先生は（この作品だけかもしれないけど）非美形な男性を本当に純粋な善人にお描きになる傾向があるようで。タロスね…いい奴過ぎるんだよね…（涙ぐむ）。
そしてマリウスはもっと空気読もうね！という話。マリウスが男として以前に人としてダメダメすぎるせいでエルザが不遇だった気がします。シルヴァーナもね。あれはあれでよかったのかもしれないけど（苦笑）。
マリウスは私の人生での初子安キャラだったような気もします。スナフキンはもっと早く知ってた気もするけど。

うーん、面白かった。また今度全巻読もうっと！

本屋さんではもうあまり売ってないかもしれませんが（多分廃盤）、たしかヤフーさんでデジコミ化されてた気がするので、興味のある方は読んでみてください。1冊1冊結構高いですが…。